楽しいツーリングは
Goodマナーから!

バイクはライダーにとって、魅力あふれる楽しい乗り物です。
レジェンドライダーの平忠彦さんに、ライダーが安全に楽しく走り続けられるよう、セーフティツーリングの極意をわかりやすく伝授してもらいました。
あなたもセーフティツーリングの達人になろう!

平 忠彦
Tadahiko Taira

元全日本ロードレースチャンピオン
83〜85年、全日本ロードレース500ccクラスで3年連続チャンピオン。世界GPや鈴鹿8耐での走りも記憶に残るレジェンドライダー。現在はタイラレーシング代表として、日本各地へのツーリングを楽しむ。我々ツーリングライダーの頼れる兄貴的存在。

8 Points for Safety touring

Goodルック&Goodマナー

バイクに乗る楽しさの原点。それは『カッコいい』ということだね。私がバイクに憧れたきっかけも、7つ上の兄とその友達が乗り始めたのを見て。子供心に『カッコいい』と思って、すぐに夢中になったから。
私が思うカッコいいライダー像は『マナーが良い』ライダー。部分的にではなく、あらゆる面での『マナーの良さ』。それがスマートでカッコ良さに繋がると思う。どんなにカッコいいバイクに乗っていても、ライダーのマナーが悪かったらイメージが悪いよね。常に誰かに見られていることを意識して走れば、自然と無茶はしなくなるし、何より安全で楽しんで走ることができるよね。
バイクに乗る上では『気持ち』や『意識』の部分も大切だね。安全のためには、確かな技術を持った認証工場で整備をすることも大事。さらに走行前の空気圧やブレーキ、ガソリン残量といった基本的な部分をチェックすることで、不安がなくなってライディングに集中できるよね。私もツーリングが好きで日本全国を走ってきたけど、心に余裕があるとツーリングがさらに楽しくなるね。最近はGSの数が以前より減っているから事前に場所を調べたり、給油と同時に早め早めに休憩したりと余裕のあるプランで走れば、バイクの楽しいところだけを満喫できるよ。バイクは趣味=遊び道具だから、ライダーには安全で楽しく遊んで欲しいといつも思っていますよ。

Safety touring Point 1

事前の情報収集がカギ。

ツーリング前にルートや休憩場所、給油場所、1日の走行距離などの確認をすることで、もしものアクシデントなどの予防・対策につながる。

Safety touring Point 2

走行前の10分を怠るな。

走行前に、バイクと自身の体調をチェックしよう。タイヤ空気圧、灯火類、ミラー、チェーン、エンジンオイル、ガソリン、ブレーキなど。身体の調子も確認を!

Safety touring Point 3

全ての基本は安全装備から。
  • ヘルメット

    最低でもSG規格のヘルメットをかぶろう。視界を確保するためにはサイズ選びも重要。あご紐を締めるのを忘れずに。バイクから離れる時はヘルメットホルダーが基本だけど、小休止の時は大事なヘルメットを落とさないよう、Fタイヤの後ろに置くのがオススメ。

  • ジャケット・ライディングパンツ

    どんな季節でも長袖・長ズボンは必須。プロテクター内蔵のウェアなら安心感も高いし、ライディング時にも動きやすいね。

  • グローブ

    アクセル・ブレーキを操作しやすいものを選ぼう。バイクに素手で乗るのはNGだ。

  • ブーツ

    足首まで保護して、ペダル操作がしやすいものを。足元が決まっているライダーはカッコいいね。

Safety touring Point 4

正しい運転姿勢を
身につけるべし。

正しい運転姿勢は⻑時間走っても疲れにくい。私はバランスボールを腕で抱えるようにイメージするね。外側から腕をハンドルに添えると操作が楽に行えるよ。

Safety touring Point 5

上級者は危険を
予知して走る。

どんなに注意深く走っても、周囲には常に危険が潜んでいます。危険を予知して走ることが、安全なライディングの極意です。

Safety touring Point 6

バイクを操る
楽しさを感じ取れ。

身体のセンサーを研ぎ澄ませて、バイクと一体になって意のままに操ることが究極のライディングの楽しみだね。リターンライダーには過去の感覚を過信しないで、現在の身体能力に合わせて走ることを大事にして欲しいな。

Safety touring Point 7

楽に走るテクニックを
身につけろ。

ツーリングでは、できるだけ楽して走ることを意識するね。シフトアップを早めにすれば、低回転で疲れにくいし、燃費も稼げるからオススメだよ。

Safety touring Point 8

心の余裕がツーリングを
楽しくする。

ツーリングではスピードやスリルを追い求めるより、景色や美味しい食べ物を満喫するのが醍醐味だと思うよ。常に笑顔でツーリングを楽しみたいね。

Question & Answer